一見ヘルシーそうな「煮しめ」ですが、お節料理では日持ちを伸ばすために、特に砂糖を大量に使うので、糖分がかなり高くなります。
自分で作る場合は、白砂糖をラカントなどに置き換えたり、甘酒をプラスして白砂糖の量を減らしてみるなど工夫をすると良いでしょう。
「煮しめ」には砂糖が多く使われている!と知っているだけでも、お節料理を食べる意識が変わると思いますよ!
甘ーい「栗きんとん」にも、相当の砂糖が使われていることはお分かりですよね?
箸休めにちょこちょこ食べるだけでも、かなりの糖分を摂取することになるので、少量でstopする気持が重要です。
また、お酢を使ってつくる「なます」には血糖値の上昇を抑える働きがあるので、「栗きんとん」を食べる際に多少は有効となるでしょう。
「昆布巻き」には、糖分も塩分もたっぷり含まれているので、食べる際はほどほどに……を心掛けましょう。
お節料理にはない生野菜ですが、あえてサラダを1品加えるなどして、サラダを先に食べるというのも、血糖値の上昇を緩やかにしたり、満腹感を得るのに効果的です。
このシーズンなら、水菜と塩昆布を合えた簡単サラダなどがオススメです!
味が濃い「牛肉牛蒡巻き」は、お酒のお供にもなりやすく、ついつい箸が進みがちですが、こちらも、糖分・塩分ともに相当な量が使われています。
上記でサラダなど生野菜を用意することをオススメしましたが、それが難しい場合は、大根おろしでもOKです。
冬の野菜である大根は簡単に手に入りますし、消化酵素アミラーゼが含まれている大根おろしを食べることで代謝アップや便秘解消にも役立ちます。
「伊達巻き」好きな人も多いと思いますが、これもまた糖分が高いメニューですので、1回に食べる量は一切れ程度に止めておくのがベストでしょう。
お節料理全般にいえることですが、糖分・塩分が多い割に、たんぱく質が不足しがちなので、必ず納豆や豆腐などを添えるのもオススメですよ!
せっかくのお正月なのに「太るからお節料理は食べない!」というのもさみしいですよね。以上で紹介したように、糖分・塩分の高いメニューを頭に入れつつ、身近な食材をちょい足ししてお正月太りを予防してみましょう!
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最終更新日:
2016-12-16 11:43:29.0